スズキ ハスラー 角材を踏んでしまったら異音が⇒点検及び修理

スズキ ハスラー 角材を踏んでしまったら異音が⇒点検及び修理

スズキ ハスラーをお乗りのお客様が、新4号線を走行中、道路に落ちていた角材を踏んでしまったら、その後、何だか異音がするようになってしまったとの事でご入庫頂きました。話を聞いてみると、最初に販売店に方に持ち込んでみたそうですが、特段問題無いとの事でした。それでも音はするので、不安なので一応見てもらいたいとの事でしたので、点検を進めていきます。

点検してみたところ、右フロントのショックアブソーバーの取り付け部分が緩んでおりました。おそらくこれが異音の原因なのは分かりましたが、府に落ちないのが、この部分は角材を踏んだ程度のショックで緩んでくるような部分ではありません。そこで、もう少しお客様にお話しを聞いてみると、「そう言えば、ちょっと前に車検を受けるためにショックアブソーバーを4本交換してもらったかも」との事です。どうやらご友人に庭先で交換してもらったらしく、うっかり閉め忘れてしまったのかなといった感じです。

それが、今回、角材を踏んだ際にショックで緩んでしまったのだろうと納得がいきました。そんな訳で、きちんと締め直して異音は解消してくれました。また、そんな状況も踏まえて、他の部分も確認してみたところ1か所ボルトの向きが反対になっていたりと細かい部分で色々とありました。

本来、この部分は重要保安部品になってきますので、資格を持った作業員のみが行える作業になってくるのですが、ご友人が無償でとなると、特段法に抵触してくる事も無いのかも知れませんが、友人、無償となると、今回の様なリスクも出てきますので、出来る事ならばきちんと有資格者のいる整備工場に依頼する事をお勧め致します。今回の件も事前に気が付けた為、大事には至りませんせんでしたが、リスクとしては結構な事になります。